マインドフルネスは様々な定義がありますが、最もよく用いられるのは、マサチューセッツ大学医学大学院のJon Kabat-Zinnによるこの定義です。 “paying attention in a particular wa続きを読む “マインドフルネスは浅そうに見える”
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瞑想と脳
瞑想をすることで脳の機能や構造が変化することが多くの研究で示されています。 瞑想は大きく集中瞑想と観察瞑想の2つに分けられます。同じ瞑想でも、この2つは少し違う脳機能を必要としていて、瞑想というトレーニングによって鍛える続きを読む “瞑想と脳”
長期間の瞑想実践者の脳
瞑想熟練者と瞑想初心者の脳活動を比較した研究をご紹介します。 背景 長期間の瞑想実践が脳に与える影響はまだ十分には知られていない。先行研究から、注意、ワーキングメモリー、学習などで、神経放電の同期が総合的な役割を担ってい続きを読む “長期間の瞑想実践者の脳”
思考はあなたではない
頭の中で考えていることは、あなたの全てではありません。頭の中で考えていることは現実とも違います。 あなたはあなた。 思考は思考。 現実は現実。 一瞬一瞬変化していく現実において、「私は何をやってもダメだ」とか「あの人は私続きを読む “思考はあなたではない”
我思う、故に…
デカルトは言いました。 「我思う、故に我あり (I think, therefor I am)」 ティクナットハンは言います。 「我考える、故に我はここにいない (I think, therefor I am not h続きを読む “我思う、故に…”
マインドフルネスと自己
自己のとらえ方には2つの種類があります。 ① 自分を過去の経験から捉える =物語としての自己② 今この瞬間の経験から捉える =経験としての自己 マインドフルネスのトレーニングによって、経験としての自己に関わる脳機能が変化続きを読む “マインドフルネスと自己”
注意の向きと脳機能
考え事をしている時には、五感による情報処理が抑制されることを示唆する研究をご紹介します。 背景 多くの認知課題は感覚情報の処理を必要としない。注意が内側に向いているときは思考の邪魔になる知覚情報を無視したり抑制したりする続きを読む “注意の向きと脳機能”