マインドフルネスの論文数

マインドフルネス研究は比較的新しい研究領域で、近年急速に論文数が増えています。下の図からも分かるように、タイトルにマインドフルネスが含まれている論文は、2000年には10本だったのに対し2018年には842本まで伸びてい続きを読む “マインドフルネスの論文数”

瞑想実践者の安静時脳活動

瞑想時間が1,000時間を超える人達と、実験直前の1週間瞑想をした人達の安静時脳活動を比較した研究をご紹介します。 安静時脳活動とは、何もせずぼーっとしている時の脳活動のことで、そのようなぼんやりした状態の時、脳内では複続きを読む “瞑想実践者の安静時脳活動”

瞑想時間と脳の関係

瞑想実践時間と注意維持に関わる脳領域の活動に関して興味深い結果を示した研究があります。 この研究では、瞑想をした経験のない一般の参加者と、瞑想実践を重ねてきた仏教僧侶の脳をfMRIを使って調べました。予想通り、一般の参加続きを読む “瞑想時間と脳の関係”

怒りは問題でない

他者や自分自身に怒りを感じる経験は誰しもあります。怒りの感情は私たちを不安定で不快な状態に連れていきます。 そこから抜け出したくて、自分の正当性を頭の中で繰り返し考えたり、怒りを感じてしまった自分は小さい人間だと自分を責続きを読む “怒りは問題でない”

注意のハイジャック

私たちの注意は一つのところに留まっておくことが苦手です。特に今この一瞬一瞬の中に注意を置き続けることが最も苦手で、気が付けば過去にとんでいって反省会を始めたり、未来へとんでいって不安になったりします。 不安は、言い換えれ続きを読む “注意のハイジャック”

マインドフルネスとコンパッション

マインドフルネスとコンパッションは鳥の両翼に例えられます。両方が揃って初めて空を飛ぶことができます。 先日参加したGRACEプログラムで、JoanがJon Kabat-Zinnにマインドフルネスとコンパションの関係につい続きを読む “マインドフルネスとコンパッション”

知ったつもりにならない

GRACEプログラムの2日目を終えました。今日もとても充実した濃い時間をすごさせて頂きました。1日目同様に多くを学びましたが、あえて1つ選ぶなら”知ったつもりにならない (Not knowing)&#8220続きを読む “知ったつもりにならない”

自分の体に立ち寄る

禅僧、人類学者で、「コンパッション:状況に飲み込まれずに必要な変容を導く共にいる力」の著者Joan Halifaxが創始したGRACEプログラムに参加中です(1日目が終了しました)。 このプログラムは、主に医療従事者、教続きを読む “自分の体に立ち寄る”

マインドフルネスと感情調節の研究-1

マインドフルネス研究は、参加者を2群に分けて、1ヶ月〜2ヶ月の一定期間、瞑想を集中的にやる群と、やらない群で実験結果を比較するタイプの研究と、瞑想は行わず実験直前にマインドフルな感情との関わり方を教示し、参加者が理解した続きを読む “マインドフルネスと感情調節の研究-1”