マインドフルネスは浅そうに見える

マインドフルネスは様々な定義がありますが、最もよく用いられるのは、マサチューセッツ大学医学大学院のJon Kabat-Zinnによるこの定義です。

“paying attention in a particular way
; on purpose, in the present moment, and nonjudgementally”

(意図的に、今この瞬間に、非評価的に注意を向けている状態)

これを見でも、へー、そうなんだー、くらいの感想しか出ないというか、それが何の役に立つのかよく分からないですよね。でも、実際に瞑想してトレーニングが進んでくると、その深さに静かな感動を覚えるようになります。

澄んだ水ほど底か浅く見えるのと同じで、マインドフルネスも文字を眺めているだけだと浅く見えます。その深さや、自分の人生にどんな影響があるのかは、やってみないと分かりません。外から見えて浅そうに見えた水の中に実際に入ってみると、わー、足がつへんやーん、めっちゃ深いやーんとなるかもしれません。

マインドフルネスを全ての人がやるべきだとは思いませんが、少なくとも興味がある方は、実際にやってみることをオススメします。その水が浅いか深いか、自分で確かめてみて下さい。